小鹿田焼
大分県といえば別府温泉が有名ですが、温泉だけではありません。
食器をはじめとしてさまざまな伝統細工があることをご存じでしょうか。
その中でもよく知られているのが小鹿田焼になります。
小鹿田焼は大分県日田市で焼かれており、2007年には重要指定文化財に選定されているのです。
さらに、2008年3月には重要文化的景観としても選定されているのですよ。
地区全体そのものが選定されているのはとても素晴らしいことですね。
小鹿田焼は1705年ごろから造られていたようで、飛びカンナという道具を使って削り模様をつけるのが特徴の一つになっています。
少し視点を変えてみると、このような焼き物にも注目することができるのです。
竹細工
大分県では竹細工も伝統工芸として古くから伝わっているのです。
大分県で造られている竹細工については、照明器具から食器に代わるものまで、さまざまな種類の伝統工芸品があります。
食器類を造るときも、とても細い竹ひごを使っており、それをどんどん編み込んでいく職人さんの技術には驚かされてしまいます。
食器類や照明器具といった実用的なものだけでなく、その他にも子供たちが遊べるようなボール、そしてアクセサリーとして使うことのできるペンダントも造られていますよ。
まさに伝統工芸品が地元に根付いている証と言えます。
木工芸品
大分県の中津市では木の工芸品がお土産として人気を集めています。
スギやケヤキ、そして檜といった良質な木材を使って造られたさまざまな食器、お盆やお椀そしてサラダボウルと本当に多種多様な作品ばかりが揃っています。
また、大分県にはこうした食器を造ることもできる工房がたくさんあります。
食器づくりをすると、その土地に行ったときの思い出とともに食事ができます。
目的に応じて陶器造り体験や木工細工、その他にも竹細工造りの体験に出向いてみてはいかがでしょうか?
箸屋一膳
大分県にある箸屋一膳では、手軽にお箸造りの体験をすることができます。
場所は湯布院になりますが、別温泉もすぐ近くにありますので観光の一つにいかがでしょうか?
箸屋一膳では湯布院の雑木を使ってお箸を造り出していきます。
お箸造りがどのように行われているのかを知るには非常に良い機会ですね。
お箸というのは口に入れるものですから、安心できる材木を使用しているのもまた特徴になります。
大分県には古くから伝わっている伝統工芸品がその他にもあるのですが、時には焼き物や竹細工のほかに木材を使ったお箸造りをしてみるのも良いでしょう。
さまざまな食器の一つとしてお箸はとても重要な存在です。