海に囲まれた土地
青森県は、本州最北端の地であり東北北部にある県です。
日本の総人口の1%程度の人々が住んでおり、県の人口は約130万人と言われています。
県の人口の半分以上は青森市・八戸市・弘前市に密集しているのも特徴です。
そんな青森県は、周囲が海に囲まれており、東には太平洋が、西には日本海が、北には津軽海峡がというような土地柄からも水揚げが盛んに行われている土地でもあります。
八戸港のイカとサバの水揚げ量は日本一とも言われています。
青森と言えば豪雪地域
青森県は、日本の北部に位置している土地なため雪もたくさん降る豪雪地帯です。
青森の一部の地域に関しては特別豪雪地域に指定されるほどたくさんの雪が降ります。
さらに、青森市に関しては都道府県庁所在地都市の中で唯一の市内全域が特別豪雪地帯に指定されている土地でもあります。
そのため、冬になればたくさんの雪が降る土地です。
また、気温に関しては南部と北部によって大きな違いが出てくるのも青森の特徴です。
県南部は内陸性気候によって、非常に寒さが厳しい一方北部は海洋性気候になっていることからも寒さは南部ほど厳しくないと言われています。
青森県の隣の県である岩手県の気温と比較すると、青森の方が温暖だと言われていますが、県内の最も寒い地域では一日の平均の最高気温が-5.5℃と言われる場所もあるように東北と言う土地柄寒さが厳しい場所ともいえるでしょう。
南部と津軽の異なる文化
かつて青森県の八戸市や上北地方は南部藩の領土であったのに対し、津軽地方は津軽藩の領土でした。
そののち、明治維新によって青森県が誕生しましたが2つの藩が合併してできた県であり、いまだに南部藩の領土だった地域と津軽藩の領土だった地域では文化が異なる点などが見られます。
津軽地方では津軽弁というものがあるように、独特の方言があるのも特徴的でしょう。
また、文化が異なることから食器にもそれが反映されています。八戸などの地域と津軽地方の地域とで作られる焼き物などといった食器なども造りの違いが見受けられます。
八戸では八戸焼き、津軽では津軽焼きというように食器がそれぞれ作られています。
では、どのような食器が青森で作られているのかそれぞれの地域で作られている食器の特徴を見て食器の違いを確認してみましょう。