業者選びが1円でも高く売る最大の秘訣!
誰でも満足できる食器買取業者教えます

イチオシ!オススメ買取業者

口コミや体験談を基に、高価査定で満足度の高い業者をご紹介しています。

  1. 福ちゃん
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  2. 日晃堂
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使い道のない食器が増えて困っていませんか?

  • ギフトや引き出物で頂いたブランド食器を売却したい
  • 引っ越しに伴い、使わなくなった食器を片付けたい
  • 遺品整理で陶器や和食器が大量に出てきた
  • 趣味で収集していたアンティーク食器の処分を検討している
  • 未使用の洋食器が箱に入ったまま何年も眠っている
このような理由から、不要な食器の扱いに困っている方は多いと思います。
特に結婚式に参列した際、引き出物でブランド食器を頂いたものの好みに合わなかったり、使いづらかったり、または頂く度に人気ブランドの物がダブってしまって、結局使わずに押し入れに仕舞い込んでいるケースは多いでしょう。

また、結婚式において割り切れる偶数は縁起が悪いとタブーにされているため、引き出物も奇数の5点セットが最も多く出回っていますが、一人暮らしだとそんなに使わないし、4人家族だと1つ余ってしまうなどで使いづらいと感じている方も多いはず…
しかも食器はかさばるので保管場所にも困ります。しかし、「いつか使うだろう」と思って仕舞っていても、恐らくそのいつかは訪れることなくずっと仕舞い続ける結果になるでしょう。

捨てるだけなら簡単ですが、高級な食器をゴミにしてしまうのは非常にもったいないです。そこで、使っていない・使うことのない食器は食器買取専門の業者へ売却することをおすすめします。
こちらでは、おすすめの食器買取業者から高く売るコツまでご紹介していますので、食器の処分方法を探している方は是非参考にしてみてください。

   

石川県で食器を買取できるお店はどこ?

不要になった食器を売る場合、売却先の候補として以下の4つが挙げられます。 リサイクルショップ フリーマーケット オークションやフリマアプリ 食器買取業者 こちらでは、それぞれで売却する際のメリットとデメリットをご紹介していますので、選択肢の1つとしてご参考ください。
  • リサイクルショップ
    ★★
    リサイクルショップは基本的に何でも買い取ってくれるので、引き出物の食器なども売ることができます。
    しかし、リサイクルショップの食器買取は基本、未使用で箱に入っているものに限られています。カップが1点でも欠けていれば値段は付きませんし、未使用でも箱無しの場合は買取不可になりやすいです。
    また、リサイクルショップは高級ブランド食器でも使用済みの物や、キズ・欠けがある物は買取不可になることが多いので、処分目的ではなく高く売りたいという場合にはあまり向いていません。
  • オークションやフリマアプリ
    ★★
    最も高く売りたい場合におすすめなのが、オークションやフリマアプリの利用です。 これらは手数料や送料が発生する場合がほとんどですが、自分で希望価格を設定できるため、上手く行けば候補の中で一番高く売ることができます。 しかし、オークションやフリマアプリはあくまで個人間でのやり取りとなるため、トラブルの元になりやすいキズや汚れ、箱の有無には一層の注意が必要です。 購入する人の中にはコレクション目的の人も多いため、ほんの少しのキズでもクレームの原因になることがありますし、万が一コピー商品と知らずに売ってしまった場合は、返品クレームや低評価の書き込みなどのトラブルに繋がってしまうこともあります。 そのため、オークションやフリマアプリで売却する場合は、その品に対するある程度の知識が必要ですし、商品の撮影から説明書き、購入者とのやり取り、いつも以上に厳重な梱包、発送手続きと非常に手間がかかります。 1セットだけならまだしも、大量にある場合はアップするだけでも大変です。そういった手間をかけてでも高く売りたい方にはおすすめですが、そうでない方には少々不向きと言えます。
  • フリーマーケット
    ★★
    不要な食器を売る方法として、最もポピュラーなのがフリーマーケットです。 上記のオークションやフリマアプリと同じく、自分で希望価格を設定できる上、その場で商品を手渡しするので送料や発送手続きの必要がなく楽チンです。 しかしフリーマーケットは出店料が意外と高く、会場によっては2,000~3,000円以上かかる所もありますので、売れなければ赤字になる可能性もあります。 また、フリーマーケットに来るお客さんは安く買うことが目的なので、値下げ交渉は当たり前にされます。その結果、希望価格からだいぶ下がってしまうこともありますし、売れなければ重たい食器を持って帰る羽目になります。
  • 食器買取業者
    ★★★
    食器買取業者はその名の通り、洋食器や和食器などをメインに買取を行っている業者です。 食器買取専門なだけあって、ノーブランドの食器は買取不可な場合がほとんどですが、その分ブランド食器は多少使用済みであっても、キズ・汚れがあっても買い取ってくれます。 また、業者の中には骨董品に分類される陶器やイヤープレートも買い取っている所があるので、そういったお店は鑑定技術が高く、その食器の状態に合った適正価格を付けてくれます。中には古美術品としての価値が付くものもあるので、いらないと思っていた食器が驚くような価格で高価買取される可能性もあります。 唯一のデメリットは業者によって買取価格に差があるため、買取終了後にもっと高価買取してくれるお店を見つけて後悔したり、下手すればリサイクルショップよりも安く売ってしまう可能性があるという点です。 しかし、これは予め無料査定を依頼し、相見積もりを取ることによって防げますので、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

加賀百万石を礎にした文化のある石川県の食器

旧国名で文化が異なる石川県

石川県は日本海のほぼ中央に位置している県です。
石川県には旧国名の能登、加賀があり、能登には輪島などの市があるのに対して、加賀の中心都市は金沢市となっています。
金沢市を中心とする加賀では、加賀藩が栄えたことから居間でも武家屋敷や寺、神社などが残り、兼六園や金沢城、東山ひがしなどは金沢ならではの見どころとして日本国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れています。
石川県金沢市から少し下の石川県南部に位置しているのが日本百名山、新日本百名山、花の百名山にも指定されている白山のある白山市です。
市全域で白山手取川ジオパークと呼ばれる山、川、海、そして雪という白山市の水循環の保全だけではなく、教育や観光などに活用する活動を行っています。
能登、加賀、そして白山など、豊かな自然や歴史など、同じ県でもそれぞれの地域にあった見どころや取り組みなどがあり、日本国内でも有数の観光地となっているのが石川県です。

金沢市と言えば九谷焼が有名

加賀百万石の歴史を持つ金沢と言えば伝統工芸品として今でも作られている九谷焼が有名です。
五彩と呼ばれる5色の絵の具で絵画的な絵付けがされているのが特徴です。
もちろん普段使いの食器としても使うことができ、九谷焼のファンは国内外を問わず非常に多く存在します。
九谷焼は1655年まで遡り、加賀藩の命によって有田で食器や美術品としての陶器作りを学んだ職人が九谷村で開窯したのが始まりだと言われています。
また九谷焼の他にも350年の歴史と伝統をもつ楽焼の脇窯がある大樋焼があります。
大樋焼はろくろなどを使用せず、手捏ねと呼ばれる方法で形成される焼き物のことで、大樋焼は暖かみのある風合いで口当たりがいいことから茶道などの茶器や普段使いの食器として広く利用された磁器です。
九谷焼、大樋焼はそのどちらも江戸時代にできた食器ですが、同じ時代に作られ同じ金沢を発祥とする食器でも作られている地域によって同じ食器でも全く風合いの違ったものとなっています。

100年の歴史を経て再興した石川県の九谷焼

         

金沢市を中心に広く作られるようになった九谷焼


九谷焼が石川県の金沢市を中心に、小浜市、加賀市など周辺の地域で作られるようになったのは、金沢市の春日山で開窯したことがきっかけです。
春日山は白山のある白山市とは反対側に位置しどちらかと言えば日本海側にあります。
加賀藩の命によって後藤才次郎という職人が現在の佐賀県にある有田で食器を始めとする焼き物作りの技術を習得し、九谷村で窯を開いたことが始まりです。
ですが九谷村の窯は50年ほどで廃窯してしまい、その後衰退してしまいました。
それから約100年の時を経て、加賀藩が京都から職人を呼び寄せ九谷焼の再興を行ったことで、今日もの金沢市を中心に石川県では普段使いの食器や美術品などの九谷焼が作られています。



五彩と呼ばれる美しい絵付けが魅力


石川県を代表する食器と言えば九谷焼です。
その九谷焼の最大の特徴であり、魅力とも言えるのが絵付けの技術です。
呉須と呼ばれる藍青色を使って線を描いた後に赤、黄、緑、紫、紺青の5色の絵の具で上絵付けをしていきます。
この5色の色を五彩と呼び、厚く塗り上げられることで絵画的な絵付けを完成させることができます。
五彩によって絵付けされた大皿などは食器としてだけではなく、美術品としても親しまれています。



ジャパンクタニと呼ばれ世界でも評価されている


九谷焼や日本国内だけではなく海外でも高い評価を受けている伝統工芸品ですが、長い歴史を持つ九谷焼の中でも明治にかけて出てきた九谷庄三の金襴手と呼ばれる技法が取り入れられた石川県の金沢市を中心に作られている九谷焼は特に海外でジャパンクタニと呼ばれ高い評価を得ています。
約300年の歴史を持つ九谷焼は、石川県の金沢市や加賀市、小浜市など作られている窯元の違いだけではなく歴史の移り変わりによってもそれぞれの特色があり、食器としてだけではなく美術品としても評価されている石川県の代表的な伝統工芸品です。
歴史のある焼き物と聞くと非常に高価で価値のあるものをイメージしてしまいがちですが日常生活で食器として気軽に使用することができる九谷焼も多くあるので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

石川県の焼き物以外の伝統工芸品にも注目

代々受け継がれる伝統工芸品の数々


金沢市を中心に作られている九谷焼、350年の歴史を持つ大樋焼などが有名な伝統工芸品となっている石川県ですが、この他にも食器として使用されている伝統工芸品がいくつかあります。
食器と言えば焼き物をイメージする人も多いのですが、白山のような美しい山々のある石川県では、希少価値の高い日本産の漆の樹脂の性質を活かした漆器も伝統工芸品の1つです。



室町時代から作られている輪島塗


輪島塗は能登半島にある輪島市や七尾市などで盛んに作られている石川県の伝統工芸品です。
輪島塗の中でも最も古いものは室町時代に作られたものですが、近年の調査では鎌倉時代の漆器も見つかっており、非常に古い時代から輪島塗が作られていたことがわかります。
輪島塗は美術品や家具などの製品が多くあるのですが、江戸時代には非常に丈夫な食器として農家や商人の家で椀などが使われており、現在では蒔絵や沈金など豪華な装飾が施されて料亭や旅館などで使われていることが多いです。
最近では世界的なファッションブランドとコラボレーションした小物箱などもあります。
輪島塗と言えば、黒と赤の椀をイメージする人も多いのではないでしょうか。
基本的に漆は黒と透明のみですが、顔料を加えることで赤、黄、緑など鮮やかな色を出すことができ、その独特な光沢と深みによって食器としてだけではなく目で見て楽しむことができる美術品としても重宝されています。



加賀市の温泉地区で作られている山中漆器


小浜市の隣に位置し、日本国内でも有数の温泉地として有名なのが加賀市です。
風雅な文化圏として栄えた加賀市の温泉地区で作られているのが山中漆器です。
会津や京都、金沢などから蒔絵の技術を導入し、茶道具などの塗り物の産地として栄え、木地の山中、塗りの輪島、蒔絵の金沢と称される石川県の伝統工芸品の1つです。
山中漆器は現在でも普段使いの食器として親しまれており、近年では企業と職人によって赤ちゃんも上手くすくうことができるこぼしにくい器の制作なども行っています。
伝統的な技法である拭き漆によって仕上げられた食器は1つとして同じ木目はなく、成長しても長く使い続けることができる食器として人気です。
石川県と言えば九谷焼などの焼き物をイメージすることも多いのですが、焼き物の他に石川県の大自然が生み出す素材によって作られている漆器も伝統工芸品の1つとなっており、時代に沿って変化し、現代でも愛される食器となっているのではないでしょうか。