ノリタケは、1904年創業の陶磁器メーカーです。愛知県名古屋市西区則武で創業したことからこの名前になり、創業時の社名は日本陶器合名会社で現在は株式会社ノリタケカンパニーリミテドとなっています。 ノリタケといえば、創業から戦前までに製造された「オールドノリタケ」です。日本だけでなく海外にもコレクターが多くいるので、高価買取が期待できます。 長い歴史のあるノリタケの食器は、身内がコレクションしていたというご家庭もあると思います。しかし、当人が他界して持て余しているなどといったケースも少なくないのではないでしょうか。そんな時に少しでもお金になればと思って、近所のリサイクルショップに持って行ってもほとんど値段が付きませんよね。それならとインターネットオークションなどに出品してみても、よっぽど価値の高いものでない限りは反応が良くなかったりするのが現状です。その上梱包が手間だったり、発送中に割れてしまってトラブルが起きることもあります。 そういった不満や心配を抱えたくないという方は【食器買取専門店】で売ることをおすすめします。価値を熟知した専門家が適正価格で買い取りしてくれますし、出張買取なら自分で梱包しなくて済むので非常に楽です。買取価格も満足できると思いますが、お店によって差があるので、複数店舗で比べてからベストなお店を選ぶことが高く売るポイントです。
ノリタケは、パリ万博で白くて美しい洋食器と出会ったことからその歴史が始まりました。そして1914年、20年もの歳月を費やし、遂に日本で初めて白色硬質磁器を用いたディナーセットを完成させます。また1932年には、こちらも日本で初めてのボーンチャイナの開発にも成功します。ノリタケはこの二つの素材を使い、主力商品を数多く生産していきました。 ノリタケの魅力を語る上で外せないのが「美」への探求心です。妥協を一切しない物作りは、人々の心を捉え魅了してきました。「金彩」、「エナメル盛」、「盛上」、「金盛」、「玉子ボカシ」など、数々の精巧な技法は今も受け継がれ、新しく美しい食器を生み出し続けています。 白磁でもボーンチャイナでもない、クリーミーなやわらかい色味の「クラフトーン」や、輝きを放つほどの白磁に金彩を施したエレガントなデザインの「ダイヤモンドコレクション」などは、廃盤になっているので希少価値が高くなっています。その他、リニューアルされているシリーズもあり、リニューアル前のものは買取価格が高くなっています。 食器はワレモノですので、大事に扱っていても割れてしまうこともあります。そうなる前に早めに食器買取専門店で買い取ってもらいましょう。