ローゼンタールは、ドイツを代表する陶磁器メーカーです。他のメーカーとは違ったモダンなデザインが注目を浴び人気を集めました。中でも、その時代の有名デザイナーや芸術家とコラボするという新しい試みの「スタジオライン」は、ローゼンタールの一番の人気シリーズとなりました。その他、伝統的なヨーロピアンスタイルの「クラッシックローズ」や、オペラの世界観を表現した「魔笛」なども人気があります。 ローゼンタールの食器は希少価値が高いものが多いので、高価買取が期待できます。しかし、その際はインターネットオークションなどを利用しないことがポイントです。なぜなら、売る側に商品知識がなければ価格の設定が難しく、価値よりも安く落札されることも少なくないからです。また、梱包には注意が必要で、万が一発送中に割れてしまった時にはトラブルになる可能性も高いので、そういった点からもおすすめできません。 そんな心配をしたくないという方におすすめの売却方法は【食器買取専門店】を利用することです。出張買取なら自分で梱包する必要はないですし、宅配買取でも破損保証のあるお店を選べば安心です。気になる買取価格も専門家が在籍しているので、価値に見合った価格で買い取りしてくれます。ただし、お店によって買取価格に差が出るので、他店と比べながらベストなお店を見つけるようにしましょう。
ローゼンタールは、1879年にドイツ南部のバイエルン州にあるエアカースロイト城に、フィリップ・ローゼンタールが絵付け工房を開いたことから始まりました。1891年には磁器生産の中心地であるドイツのゼルプに工場を設立し、伝統を重んじつつもモダンなデザインを追求し続けたことで世界的なブランドに成長を遂げます。 ローゼンタールの代表作である「スタジオライン」は、その時代ごとに活躍しているデザイナーなどとのコラボが魅力なシリーズです。中でも「ヴェルサーチ」とのコラボ商品はとても人気が高く、高価買取が期待できます。また、もう一つの柱である「クラッシックローズ」は、伝統的なヨーロピアンスタイルが心を落ち着かせ、優雅な一時を与えてくれます。他にも、モーツァルトのオペラを見事に表現した「魔笛」は、絵付けするのではなく浮き彫りという技法が用いられています。ホワイトよりもゴールドの方が人気なので、その分価値も高くなります。 ご紹介してきたように、ローゼンタールの食器は希少性が高い上に需要も高いので、お手持ちの方で売却をお考えであれば、破損する前に早めに決断することをおすすめします。食器買取専門店では手軽に査定できるサービスがあるので、まずはそちらを利用してみるといいでしょう。