業者選びが1円でも高く売る最大の秘訣!
誰でも満足できる和食器買取業者教えます

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口コミや体験談を基に、高価査定で満足度の高い業者をご紹介しています。

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和食器を高く売るコツとは?

和食器と言えば、普段の食事に使う実用的なものから茶道に使う茶碗、観賞用の飾り皿まで様々な種類があります。純白で均一な洋食器と違って、暖かい色味や一つ一つの形が違うところが魅力ですね。

その素朴で落ち着いた風合いに魅了されて、和食器を収集していたという方も多いでしょう。

しかし、お稽古を辞めてしまった、収集していた人が亡くなったなどの理由から和食器を処分しなくてはならなくなった場合、一体どうすればいいのでしょうか。

大抵の場合は知り合いに譲ったりバザーに出したりした後、余ったものは燃えないゴミとして処分すると思います。

もちろんその方法でも問題ないのですが、和食器には作家の一点ものが多く、古美術品としての価値を含んでいるものが沢山あります。

例えば、長年床の間に飾っていたよくわからない壺を査定に出したら驚くほどの値段が付いた!というケースもあるので、処分する前にまずは買取を検討してみることをおすすめします。


では、和食器を高く売るにはどうすればいいのかと言うと、それは骨董品の鑑定士が在籍している食器買取業者に査定してもらうことです。

何故かと言うと和食器には前述の通り、古美術的価値を含んでいるものがあります。そのため、リサイクルショップなどの鑑定士がいないお店に持ち込むと二束三文になる可能性が高いのです。

また、リサイクルショップは基本的に使用済み・箱なしの食器は買取不可となっているため、未使用品でないと売れる見込みも少ないのです。

ですが、食器買取業者へ依頼すれば使用済み・箱なしであろうと買い取ってもらえますし、骨董品の鑑定を行っている所であれば、古美術品としての価値をプラスした高価買取が期待できます。

ちなみに、最近ではヤフオクやメルカリなどからご自身で売却する方も増えていますが、こちらを利用する場合は先に食器買取業者で見積もりを取ってからにしましょう。

なぜなら、作家の一点ものなどの高価な和食器はネット上で参考価格を探すのが困難なうえ、高額で出品しても必ず売れるとは限らないからです。

それに加えて発送準備や購入者とのやり取り、万が一クレームが来た時はその対応までを行わないといけないため、大変手間と時間を要すのです。


以上のことから和食器を高く売るにはまず、食器買取業者に無料査定を依頼し、古美術的価値のあるものはそこで売却。次に未使用品などはリサイクルショップやオークションで売却。最後に価値の付かなかったものだけは、処分やバザーに寄付するのが最も良い方法でしょう。

高価買取が期待できる和食器とは?

高価買取が期待できる和食器といえば当然、人間国宝や人気陶芸家の作品です。特に物故陶芸家はすでに死去しているため、現存の作品にはプレミア価格が付くこともあります。

また、有田焼などの有名産地のものや、アンティーク食器に分類される古い物も高価買取になる可能性が高いです。

ただし、お土産品のように量産されている物や、ただ古いだけの陶磁器は普通の中古食器としての扱いになるので大した価値は期待できません。そのため、お手持ちの和食器にどれほどの価値があるのかを知るには、やはり食器買取業者の鑑定士に査定してもらうのが一番です。

そして査定に出す際は必ず、共箱という桐や杉でできた木箱をセットにしましょう。

この共箱は一見すると木の梱包材のように思えますが、実はこの箱自体が鑑定書の役割を果たしており、中身の作者名や印、作品名などが記されています。

つまり、共箱とセットであればその分価値や真贋を保証できますので、より高価買取に繋がるというわけです。

和食器の買取相場とは?

和食器はブランド洋食器と違って一点ものが多く、買取相場を出すのが困難な品です。

特に骨董品に分類されるような物であれば使用済みでも価値は下がることなく、むしろ歴史上の人物が愛用していた品であれば、中古なのに驚くほどのプレミア価格が付くこともあります。

そのため、詳しい買取相場が知りたい場合は、ネット検索で探すよりも、食器買取業者に査定してもらった方がより正確な金額が判明するでしょう。

もちろん業者によって買取価格は違うので、最低でも5社ぐらいに査定を依頼し、その見積もり金額を平均すればおおよその買取相場がわかります。

何社にも見積もりを依頼するのは少々面倒ですが、最近はWebやLINEから画像を送るだけで簡単な見積もりを出してくれる所もあるので、そういった査定方法を上手に活用すると良いでしょう。


有名産地の和食器について

日本は昔から陶土や陶石に恵まれている土地であったことから、全国には様々な陶磁器が存在します。
こちらでは、その中でも特に有名なものをピックアップしてご紹介しています。

有田焼

有田焼は佐賀県有田町の周辺地域で焼かれている磁器です。日本で初めて生産された磁器でもあります。
和食器でありながら西洋磁器のようななめらかさを持ち、白磁の透き通るような美しさはヨーロッパの貴族を魅了し、陶工に大きな影響を与えたと言われています。


古唐津・唐津焼

唐津焼は佐賀県東部や長崎県北部などで焼かれている陶器です。
美しい色彩や模様などは無く、一見すると地味に思えるほど素朴な色合いが特徴です。
しかしそのシンプルさが陶器ならではの深い味わいを出しており、茶道の世界では楽焼、萩焼と並んで日本の三大茶陶器の一つに数えられています。


古九谷・九谷焼

九谷焼は石川県金沢市、小松市、加賀市、能美市などで焼かれている磁器です。
九谷焼はまず、「呉須(ごす)」という藍青色で線描きした後、「五彩」という赤・黄・緑・紫・紺青の5色の絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法を用いるのが特徴で、その仕上がりは絵画のように繊細ながらも力強さも併せ持っています。


古伊万里・伊万里焼

伊万里焼は有田焼と同じく、佐賀県有田町の周辺地域で焼かれている磁器です。積み出しの際に使用した港が伊万里であったことから、伊万里焼と呼ばれるようになりました。
ちなみに、伊万里焼の中でも1610年~1630年頃にかけて作られたものは「初期伊万里」と呼ばれ、非常に価値があります。
他にも江戸時代に作られたものは古伊万里と呼ばれており、骨董品としての高い価値はもちろん、海外コレクターからの人気も高いです。


古萩・萩焼

萩焼は山口県萩市一帯で焼かれている陶器です。古くから茶陶が有名で、「一楽二萩三唐津」と謳われるほど、茶人に好まれる焼き物として知られています。
一見地味な色合いと少しいびつな形が特徴ですが、それが独特の雰囲気を醸し出しており、わびさびという言葉がピッタリです。
萩焼はその陶土と釉薬の特性から貫入という細かなヒビが入っており、使い込むほどここから水分が浸透し、色合いが変化していきます。
これを「萩の七化け」といい、茶人に愛される由縁にもなっています。


備前焼

備前焼は岡山県備前市周辺で焼かれている炻器です。日本六古窯の一つにも数えられています。
備前焼は釉薬をかけずにそのまま、約2週間も1200度以上の高温で焼き締めます。そのため強度が他の陶磁器よりも高く、割れにくいという特徴があります。見た目はまさに土の食器というほど力強く、風格さえ感じられます。


益子焼

益子焼は栃木県芳賀郡益子町周辺で焼かれている陶器です。
益子焼の陶土は砂っぽくて粗いため、厚手で重く割れやすいといった欠点がありますが、それがより渋くて重厚な雰囲気を表現しています。


美濃焼

美濃焼は岐阜県土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市周辺の地域で焼かれている陶磁器の総称です。
日本国内で生産されている陶磁器の約半数は美濃焼と言われており、日常で使用する食器も多く手がけています。
そして、それほど沢山の種類があることから、美濃焼は特徴がないことが特徴とも言われています。


楽焼

楽焼は京都の樂家によって代々焼かれている陶器で、千利休が茶道のために考案したと言われています。
楽焼の見た目は歪みと厚めの形状が非常に特徴的ですが、これは一般的な製法である轆轤を使用せず、手とヘラだけで成形する手捏ねという製法で作られているからです。
また、色合いは黒(黒楽)と赤(赤楽)のみで模様も無く、シンプルすぎる風貌ですが、それ故に抹茶を色濃く引き立てており、上品さと奥ゆかしさを感じられます。
楽焼の抹茶碗が「一楽二萩三唐津」に謳われるほど、茶人に愛されているのも頷けます。

和食器はなるべく早く売ることが、高価買取に繋がります

和食器の多くは陶器でできており、その素材は細かい隙間を多く含んだ構造から水分が浸透しやすく割れやすいという特徴があります。

そのため、誤った洗い方や保管をしているとカビが発生することもあります。そうなってしまえば、たとえ人間国宝の作品であっても価値が下がってしまいますので、譲るアテもなくずっと保管されているような和食器は、なるべく早く食器買取業者へ売ることをおすすめします。

値打ちがわからないものや、使い古した使用済みであっても、鑑定してみたら驚くほど高価買取になることもあるので、まずは無料査定から見積もりを取るだけでも是非検討してみてください。